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2005/03/12

【ウルトラマンティガ】 第39話、拝啓ウルトラマン様

 今週のストーリー、抜群でしたね。 いいですね~。 こういうの好きです。
特に超能力者のキリノ・マキオがいい!!  屈折した人間が、最後に
「世の中そんなに捨てたものじゃない」 という心理に変わっていくという
物語展開に、大変好感を持ちました。

 今回のダイゴとレナ、見ていて心温まるものがありましたね。 二人で私服で
歩くシーンは、画面がほんの少しセピア色に染まっていて、効果抜群 ……
何度見ても、良いシーンですね。

 それから、本部にいるときのシンジョウさんを見て、改めて、いいなあと
思いました。 私は、あのヘアースタイルがすごく気に入っているので、GUTSメット
を被っていない、本部にいるときのシンジョウさんも結構好きだったりします。

 それにしても、「君といたあの女性、結構、気が強いよ。 呉々も
尻に敷かれることのないように!!」 …… これは、笑えましたね~。

今回は、子供にも大好評でした。(^・^)

                                  (1997年6月記載)

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■ キリノは改心したのか? ■

 今回の話、キリノの心理変化は大変興味深いところですが、やはり「改心した」
というのとは少し違うような気がします。 「人間に対する不信感」が完全に
拭い去られたというわけではないと思います。 多分、心の傷は一生消えることは
ないと思います。 でも、やっぱり、どこかに救いを求めていたんですね。

 ティガに喉を攻撃すればいいと教えたのはキリノですから、ある意味では、
キリノが怪獣を倒したと言えるかもしれません。 ウルトラマンを助けることは、
自分自身を救うことでもあったのですね。 彼にとっては、辛いばかりの世の中
だったけれど、これを機に、「何か一つくらいはいいことがあるかもしれない……」
そう、思えるようになったのだと思います。 まさに、絶望からの出発ですね。 
そして、自分自身を大切にすることを学んだのでしょう。 キリノは、自分自身に
打ち勝ったのだと思います。

 もちろん、いじめる側が絶対に悪いけれど、それに屈さない強さも必要です。
誰だって、辛いことはたくさんあると思います。 でも、手を差し伸べれば、
どこかに必ず救いはあるはずです。 それを、信じることが大切なのでしょうね。
現実には、いじめる側も、いじめられる側も、紙一重だったりします。
いじめられていた子供が簡単にいじめる側に回ってしまったりするものです。
本当の強さがあったら、逆に、他人をいじめたりもしないでしょう。

 他人の痛みを分かる人間になりたいですよね。とても、難しいことですが……
(自戒を込めて……)

                                  (1997年6月記載)

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■ 音楽について ■

 今回の音楽の入れ方、無理がなく、自然で決まってましたね。
すごく良かったです。 どのシーンの選曲もいうことなしでした。 
特にラストの曲は、私の大好きな曲だったしね。(*^・^*)

……と、思わず静かな曲に耳がいってしまいますね、なぜか。(^^;
本当はジャズ風のカッコいい曲が一番好きなのですが …… (^・^)

 矢野さんのいつものパターンの曲を聴いて安心したいと思うのと同時に、
今度はどんな新しい分野にチャレンジなさるのだろうかという期待もあります。
私が、しつこく 「遠き呼び声の彼方へ」の (M-62A) がいいと騒いでいるのも、
(結構執念深い性格だったりして … 笑)、 これまでにはないほどの
研ぎ澄まされた美しさが感じられて、とても新鮮に思えたからです。

 矢野さんの音楽世界には、カッコ良さも、強さも、熱さも、優しさも、
大人の安定感も、哀感も、明るさも、楽しさも …… 全部あるから好きなのです。
私にとっては universe でもあるのですね。 

 だから、もちろん戦闘曲も大好き。 たとえば今回の戦闘シーンで使用された
「光を継ぐもの」の (M-13) も良かったですよね。 特に、曲の転調と映像との
呼吸がぴったり合っているところなど最高です。 「転調」がポイントなのですね。
ティガに限らず、こういう絶妙な音楽使いは涙ものです。

 「時にゃおどけて……」の静かなピアノ曲 (M-63) の使い方も抜群でしたね。
ショッピングモールで話をするダイゴとキリノを、柱の影からそっと覗くレナ ……
この時のレナの表情とその目の前を行き交う通行人のシーンに重なるピアノが
印象的でした。 その後、ダイゴと二人で歩くシーンでのレナの 「言葉には
表しきれない心情」 を、あの音楽はしっかりと物語っていましたね。

 その同じ音楽が、ティガが怪獣を倒した直後、キリノが屋上に立ち、
「人間の未来か …… 」と呟くシーンでも登場してきましたが、心にズシッと
くるものがありました。

 ラストシーンとその音楽 「その名は"ウルトラマンティガ"」の (M-36) は、
私自身にとっても大きな救いでした。 言葉を持たない音楽が、言葉以上に何かを
語ろうとしている …… そう感じられる今回のような作品は、私にとって理想です。

>>ティガのBGMをロングバージョンにしたシンフォニーアルバムとか、
>>やっぱり出して欲しいですよね。未収録曲も残ってるし。(by Tさん)

 あうぅぅぅ …… これ、絶~対に欲しいです!! お願いです、作ってください!!
(ついでにお願い …… できることなら、大好きな音楽を、「番号で呼ばずに
済むように」 していただきたいです。 番号はやっぱり悲しい。)

                                  (1997年6月記載)

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