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2006/01/26

【ウルトラマンティガ】 第50・51・52話、最終三部作

 先日、最終三部作を久しぶりに観なおしてみました。  やっぱり音楽が燃えますねー。  でも音楽のことは、下記の 【音楽中心の感想】 でたくさん書いてますので、まずは、それ以外のお話から ……


 同じ作品でも、その時々によって、結構見方が変わってきたりしますが、実は今回一番心を捉えられたのは 「暗黒の支配者」 のダイゴ変身シーンでした。  全員の避難指示が出る中、一人だけ残ると言うダイゴを止めようとするレナとイルマ。  ダイゴがウルトラマンであることを知っているからこそ、行かせたくはなかった。  しかも、スノーホワイトでの告白の後だけに、レナにはものすごい葛藤があったはず。  そんな二人の心を痛いほど感じつつダイゴが変身したという事実は本当に衝撃的。  「勝ち目がないなんて、分かりませんよ」 とダイゴは言っていたけれど、やはり死を覚悟していたのかもしれません。  画面から伝わってくる張り詰めた空気に、圧倒される思いでした。


 それから、子供が光になるシーンは、このパート単体で観ると感動的なのですが、全体の流れからすると、ここで突然思考の糸がぷっつり切れてしまったような不自然さを感じます。  やはり、GUTSチームがメインとなってティガが復活するような物語展開にならなかったのは残念です。  けれど、レナの光もダイゴに届いて、ラストで 「レナの声、聞こえたよ」 の台詞につながった点は、すごく素敵なんですよね。  それに、ここで子供が光になったからこそ、映画 「ティガ&ダイナ」 でのイルマの台詞 「それは誰の中にでもあるの。もちろん、あなたの中にも。たくさんの人の光を輝かせる力がティガにはあった。だから、どんな恐ろしい闇にも立ち向かっていけた。」 や 「光のシーン」 も生きてくるわけですから、ちょっと複雑な心境です。  (ティガ最終話放映後、このシーンが問題になったので、ティガを補完する意味で、「映画ティガ&ダイナ」 で再度 「光のテーマ」 に取り組んだという考え方もできますが)


 でも、全体的には、スノーホワイト内でのレナの告白をはじめとして、最終三部作に相応しく見応えのあるドラマだったと思います。


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◆◇◆ 音楽中心の感想 …… 1997年9月4日の記録より ◆◇◆


【第50話 「もっと 高く!」】

 前半、レナやダイゴを乗せたガッツウイングが、ゾイガーを追うシーンでの空中戦とその音楽 「#21 GUTS 急行せよ! (M-27)」 がとてもカッコ良かったですね。

 そして 「Take Me Higher」 を背景にしたレナとダイゴの会話が印象的 …… 「もっと高く」 と願うレナの切ない気持ちが痛いほど伝わってきます。  「私だって光になりたい」 というレナに 「光になれるさ、レナだって」 と言うダイゴ …… これが、最終回の 「レナも (光に) なれただろ」 へ繋がるセリフだったとは …… 三作にわたっての、この辺のストーリー展開は見事でした。


【第51話 「暗黒の支配者」】

 冒頭、海底から、泡と共に巨大な謎の古代遺跡が出現してくる一連のシーンは、本当に迫力があります。  特にあの 「#5 怪奇現象 (M-34)」 とともに、灰色の煙が海面を這うように、濛々と迫ってくるところは、もう、カッコ良過ぎ!!   音楽効果抜群でした。  重厚で複雑に絡み合う楽器音やシンセ・サウンドが身体中に響く感じです。  怪獣出現シーンでの 「#17 侵略の予感 (M-28)」 も、実に緊迫感がありました。  リズムとシンセが抜群で、この曲も大好きです。

 そして、何といっても燃え燃えなのが、「#8 その名は“ウルトラマンティガ”(M-18)」 をバックに怪獣に反撃するティガ …… この音楽を聴くと本当に熱くなります!! 特に大好きな曲です。  ラスト、石になって海底に沈んでいくティガのシーンでは、最高に危機感が募り、ほんとうに次週が待ちきれない思いでした。  最初から最後まで、息をもつかせぬ展開で、本当に見応えがありました。


【第52話 「輝けるものたちへ」】

 「#21 GUTS 急行せよ! (M-27)」 を背景にGUTS隊員らが一丸となって闘うシーンも抜群でした。  特にハヤテのかっこいいこと!!  レギュラー出演していただきたかったくらいです。  光照射開始時の 「#24 ティガ! (M-12)」 が、期待を抱かせるような雰囲気をうまく表現していました。  闘志をかきたてられるような気がします。  その直後、「まずい邪神が暴れ出した」 というシーンでの 「#23 侵略者の正体 (M-33)」 、これがまた力強くて、邪神のイメージにぴったり!!  超能力者のキリノマキオは、39話 「拝啓ウルトラマン様」 での好演が印象的でしたが (このお話も大好きでした)、最終回で再び登場してくれて、とても嬉しかったです。  このキリノには爽やかささえ感じます。

 希望を感じさせるラストは素晴らしかったです。  やはり、皆が力を合わせて戦い、最後に勝利を収めるというストーリーには勇気づけられますね。

 ティガの最後の最後、感動の物語のラストを、私がティガに出会って一番最初に好きになった思い出の曲 (第2話ラストで初登場) 「#8 その名は“ウルトラマンティガ”(M-36)」 で飾ってくださったことが、本当に、本当に嬉しかったです。  「よくぞ この曲を選んでくださいました」 と選曲担当の水野さやかさんに感謝したい気持ちでいっぱいです。  平和がもどり、喜び合う隊員たちの映像が印象的ですが、ティガ物語の終結に、これほど相応しい音楽は他にないという気がします。  聴いているだけでほっとする、心安らぐ曲 …… 最高のエンディングでした。  「レナの声、聞こえたよ」 「人間は、皆、自分自身の力で光になれるんだ。レナもなれただろ」 というダイゴの言葉が実に清々しいですね。


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