幻想叙譚エルシア
すご~く久しぶりにエルシアのサントラを聴きましたが、これがまた、驚くほど新鮮なんですよね。 アルバム冒頭からして、いきなり別世界に入り込んだ感じ。 確かに、シティーハンターやウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスに比べると地味なサウンドではあるけれど、矢野さんの魅力がたっぷり詰まった作品であることに変わりはありません。 そこで、今回は、エルシアの印象的な楽曲をご紹介しますね。
★ 1.大神アルス
ドラともちょっと違う、異国の香りのする打楽器がすごく魅力的。 何なんだろう、これ? しなやかな高音で、余韻の持続時間がすごく長い。 心の奥深くまで響く音が最高。 メロディのせいか、エレキギターのせいか、あたり一面に濃厚な空気が漂っている雰囲気で、何とも魅力的。 物語の中に吸い込まれそうな感じ。
★ 8.烈闘
ここでも、冒頭のマリンバは、ちょっと異国的。 後半はいかにも矢野サウンドらしい盛り上がり。
★ 11.悪霊
重厚感がいい。 トランペット、ストリングス、笛などが奏でるのは、やはり独特な異世界。 エルシア・カラーを強く感じる。
★ 13.戦いの女神
戦いへの静かな闘志がみなぎった曲。 一見クールだけれど、激燃えの戦闘曲。
★ 14.疾風
パワー全開サウンドとは違う。 どこか力をセーブしているのに、カッコいい戦闘曲。 中盤のストリングス・メロディも素晴らしい。
★ 16.-決意-
メロディの美しいピアノ曲。 伊倉一寿(伊倉一恵)さんのモノローグが入ってるのだけれど、どうしても、シティーハンターの香の顔が浮かんでしまう。(笑) やっぱり香の役柄は強烈ですよね。
★ 19.脱獄
このサントラで一番のお気に入り。 矢野サウンドにしかない超個性的なドライブ感がある。 この曲のDNAと、私のDNAの螺旋がぴたりと重なり合っていくような気がする。 寸分の狂いもなく、私が期待する方向に音が展開していくって、これほど気分の良いことはない。
……と、ワケのわかんない説明になってますけど、(笑) ライブマン・ミュージックコレクション DISC 2 「(19) 大逆転!スーパーライブロボ (M-114)」とか、映画ティガ&ダイナ「(8) 第8楽章「DYNA」(M-16)」 が大好きな方なら、きっと分かってくださるはず。 未CD化の実写版破裏拳ポリマーインスト曲 (歌と共にCD化してくれ~!!) もこのタイプ。 それぞれに、メロディも、リズムも、曲調も全然違うけれど、どこか同じ匂いを感じるんですよね。 カッコいいだけの音楽じゃない。 すごく人間的というか、体温に近いサウンドで、一度はまり込むと抜け出せなくなる不思議なサウンド。 矢野マジックですねー。
★ 22.女神の波動
後半、物語の盛り上がりを感じさせる曲調が最高。
★ 24.安息への封印
ラストバトル、その後の平和なひととき、一大絵巻の終結を感じさせるドラマティックな曲展開が感動的。
今、「長いこと放置しててごめんね」と思いながらサントラを聴いてますが、梅津泰臣さんが書かれたジャケの色鉛筆画がお気に入りで、ビニール袋をかけて大事に大事にしまっていたアルバムなのでした。
◆◇◆「幻想叙譚エルシア」オリジナル・サウンドトラック
音楽 : 矢野立美 (VICL 383 / ビクター)
発売日 : 1993年3月24日
収録曲 : こちらの一覧表を参照してください
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