2005/12/09

エンジェル・ハート(6)、コミックス第17巻

【島津さんのお話】
 信宏が活躍するお話、期待以上に感動のエピソードでした。
島津さんの姿に自分を重ねた信宏。 島津さんを守ることは
結局、自分の生き方を貫くことでもあったわけですね。
ここで、「GHのために死をも辞さない」 と覚悟した信宏の回想シーンを
挿入したのは、演出効果抜群だと思いました。
「諦めたら終りだぁ!!」 という信宏の言葉、強烈ですね。
そして、我が身の危険を顧みず島津の前に飛び出していく信宏、最高ですね。
で、本当に運命を変えてしまった!! この「強さ」には言葉がないです。
こんなふうに、強く生きたいものですね。

 麗子がリョウの未来を透視して、リョウの未来には笑顔ばかり……
というシーンも、ものすごく感動的。 「依頼人が笑顔を取り戻さなかった
ことはない。 その笑顔がリョウを笑顔にする。」 そうそう、確かに
CHって、いつもそういう物語でしたね。 この台詞には、AHだけでなく
これまでのCHの歴史そのものの重みみたいなものが感じられますね。
「諦めたら終り… それが信じられるほど真っ直ぐな心なんて
とうにないけど… 今は、あなたのその笑顔を信じたい……」 という
麗子の台詞が、ものすごいリアリティをもってズシッと心に響いてきます。

 それから、香瑩のアクション・シーンもカッコよく決まってます。
やっぱりこういうシーン、見逃せないですよね。


【ミキの参観日】
 これがまた、感動の涙、涙のお話。 この手のお話には弱い私です。
海坊主にとって、また、ミキにとって、お互いがどれほど大切な存在で
あるかが、すごく良く描かれています。 二人の温かい心の触れ合いって
大好きなんですよね。 そんな二人のことを、最後には、
担任の先生や友達が分かってくれたという点も感動。
子育て経験者だからこそ書けるような繊細な心理描写も魅力ですね。


【AHについて】
 最近思うのだけれど、AHで描かれている世界にこれほど共感できるのは
多分、北条先生も私も、結婚してて子供がいる世代だから、
そういう共通のベースで理解できる部分が多いからなんじゃないかって
気がするんですよね。 だからAHを通して作者が伝えたい想いを
ストレートに受け止めることができるんじゃないかって……
北条先生のモノの見方、考え方には、すごく共感できます。
それでも、アニメAHの波には、いまだに乗れないでいる私。(^^;;;
まぁ、AH原作&CHファンとしては、いろいろ複雑ですよね。



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2005/09/11

エンジェル・ハート(5)、コミックス第16巻

 エンジェルハート16巻、今日買ってきました。(^_-)v
まず最初に目に飛び込んできたのが、カバー裏の香の絵!!
すごく大人の雰囲気で綺麗。 眺めているだけで惚れ惚れしてきます。
CHもAHも含めて、これまで描かれたカラー・イラストの中で一番好き。
額に入れて飾っておきたいくらいです!!


【芳玉のお話の結末】
 読んでる途中は、話がどういう方向に行くのかちょっと心配でしたが、
最後は落ち着くところに落ち着いたという感じですね。
涙と感動のストーリーとまではいきませんでしたが、結構楽しめました。
でも、やはり私は、リョウと香の絆を感じさせてくれる話が好きなんだと
改めて認識しました。


【麗泉のお話】
 お話のメインは17巻に持ち越しですが、久々に信宏と香瑩が活躍しそうな
気配なので、次巻がとっても楽しみです。 私好みの展開になりそう。
  (バンチは読んでないし、ネット上のネタバレも見ないように
   してるので、結末は知りません。)


 帯に、10月からTVアニメ・スタートと書いてありました。
また一から香の死と直面することになるのかと思うと、期待と不安の入り
混じった複雑な気分ですが、実際始まってみれば、結構楽しめるのかな?
そうなることを祈っています。



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2005/06/09

エンジェル・ハート(4)、コミックス第15巻

 15巻は前巻との間隔がいつもより長くて、本当に待ち遠しかった~。
もう発売日即買い! でも、待った甲斐がありました。 エンジェルハート、
ますます感動の展開ですね。


【ジョイのお話の結末】
 115話「告白…!」のラスト、すごくいいですねー。 思わず涙でした。
香は生きていると本当に思えるし、リョウと香の絆の深さを、再度確かめる
ことができて本当に嬉しかったです。 このところ、以前にも増して、
二人の愛の深さが実感できるような描写が多くて幸せです。

 でも、116話「家族の写真」でのジョイのことを考えると切ないなぁ。
リョウもジョイも大切な人を亡くしてしまって、できることなら、
時計の針を元に戻してあげたいけれど、これは、どうすることもできない
運命なのですよね。 ならば、その運命を受け入れるしかない……
いつの日か、それぞれが過去を「想い出」にできたとき、
再び二人を出会わせてあげてもいいのではないかと、私は思います。


【キャスターと芳玉のお話】
 これも面白かったです。香瑩って、物語の中での位置づけという意味でも、
リョウの暴走を抑制する意味でも、要所、要所をよく押さえた役回りが多く、
抜群ですね。 彼女が登場すると、話がキリリと引き締まるし、
絵的にもカッコいい!! 次第にリョウのコントロール方法を学習して
きているところが笑えるし、銃の腕が抜群っていうのもいいですね。
こういう女性、なんだか憧れちゃいますね。

 そして 163話「女同士の酒」、香が登場するシーンで、またまた涙。
15巻は2回も泣いてしまいました。エンジェルハート、ホントに最高ですね。


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2005/02/14

エンジェル・ハート(3)、コミックス第14巻

 エンジェルハート14巻、しっかり発売日に買ってきました!!
今、幸せ気分に浸ってます。(=^-^=)  全体に流れる静かな空気が好きだし、
清々しくて心に灯がともるようなお話ばかり。 最近のエンジェル・ハートは
ほんとうに心のオアシスという感じですね。


【ミキちゃんのお話の結末】
 うわぁ、あったかですねー。 いいですねー。
いつも寂しげだった海坊主さんの幸せそうな顔が見られて本当に嬉しいです。
といっても、全然表情は変らないんですけど。(笑)
実の子供じゃないから大人になっても香そっくりになれないという香瑩、
何て健気な…… 思わず、「いいのよ、今のままでじゅうぶんに」と
声をかけてあげたくなります。 ラストの夕陽が眩しいですね。


【優しき店長】
 短いけれど、海坊主さんの優しさ、寛大さが伝わってくるお話で
すごく良かったです。 本当に CAT'S EYE があったら、絶対行ってみたい!!


【ジョイのお話】
 このエピソードもお気に入り。 特に125~7ページ、ジョイの涙のシーンは最高。
リョウの優しさが、たまりませんねー。 それに絵がとても綺麗。 流れるような
ロングヘアー、ジョイの美しい横顔、そして涙。 二人がシルエットになった
港の夜景も美しい。 もちろんリョウと香はベスト・カップルだけど、このシーンを
見てたら、もし私が香でも、やっぱり「ジョイなら許す」って言っちゃいそう。
絵に納得させられたっていう面もあるかもしれない。 やっぱり北条先生の絵は
マジックですね!! っていうか、すっかりジョイ・ファンになっちゃった。(笑)

 「私が先に死んだら、絶対好きなひとを見つけて……」と香は言ってるけれど、
私も以前同じようなことを言った記憶があるんですよね。 私が死んだ後、相手に
いつまでも悲しい顔をしていてほしくないですし、死んでまで相手を拘束したいとも
思わない。 いつかは立ち直って幸せになってほしいと思うんですよね。
ただ、「私はずっと一人であなたを思って生きる……」という香の台詞は、ちょっと
不公平というか香が可哀相な気がします。 この台詞はなくてもよかったのでは?
まだこの話の結末は読んでないので、断定的なことは言えませんが、香は
ジョイに、リョウが立ち直るきっかけを作ってほしかったのかもしれませんね。

 今回のエピソードに限ったことではないですが、私は、エンジェル・ハートに
出会えたことを感謝しています。 今のところ私は結構幸せな人生を歩んでいる
といえますが、でも、「いつ、大切な人と死別するかわからない」という
漠然とした不安はあります。 大切な人を失ったとき、自分自身がどうなるのか、
そしてどんなふうに対応していったらいいのか、正直いって分かりませんでした。
でも、エンジェル・ハートを読んでいて、すこし自信がついたのです。
きっと何とかやっていける、きっと立ち直れると。この物語は、私に心の準備を
させてくれていたのですね。 もしかして、原作者も我が身のことを考えながら、
作品を書いているのかもしれません。 ある意味、すごく自然で、すごく
リアリティのある物語だといえますね。

 と、シリアス・テイストはここまでにして……
香瑩が足で車のハンドルを押さえて、後ろ向きにロケット弾を撃つシーン、
シティーハンターの香を彷彿とさせていいですねー。(*^o^*)
それに香瑩のアクション・シーンは燃えます。

 はやくも15巻が待ち遠しいなぁ。 そのうち、テレビも観られるし、
ますます楽しみ。(^_-)v


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2004/11/14

エンジェル・ハート(2)

 前回の記事で、エンジェルハートのアニメ化に対する思いを書きましたが、
今日は、エンジェル・ハートのことについて、もう少し詳しく書きますね。

 かつて、矢野立美掲示板の過去ログでも微妙な表現をしていた私ですが、
やはり最初のうちは「香ショック」を引きずっていて、読むのが辛かったですし、
いまひとつ物語に乗りきれない気分でした。 でも、9巻のアシャン初恋物語で
一気にエンジェル・ハートに対する見方が変わりました。 その経緯は、こちら
読んでいただくとして、香に関して気持ちの整理がついた状態で改めてAHを
読み返してみると、1~8巻もすごく魅力的に思えてくるから不思議なんですよね。

 最初のうちは、香の死のことだけでなく、リョウの言動がオジサンくさいとか、
香が美化されすぎてるとか、冴子の描き方が暗いとか、CHコミックス末期の絵柄
と随分違うとか、いろいろ気になってましたが、今では、そういうもの全てを補って
余りあるほどに魅力的な作品だと思うようになりました。

 AHで描かれているのは、心温まる世界、思わず涙してしまうような世界です。
もちろんCHの底に流れているのも「人間らしさ」「人の温もり」だと思いますが、
それ以上にもっともっと優しさを感じます。 それは多分、北条さんご自身が
これまで父親としてお子さんを育て、家庭を守ってこられて、そういう中から
生まれた 「ひとに伝えたい様々な思い」 が、作品のカラーや物語の流れに
色濃く反映されているからなのでしょうね。

 当然、CHを継承しているからこそAHのキャラも生きてくるわけですが、
CHを踏み台として、CHの限界を乗り越えたところにAHの世界が存在している
ような気がします。 CHコミックスのミック編からラストにかけての物語は、今でも
最高傑作だと思っていますが、CHはリョウと香の恋愛物語でもありますから、
二人が結ばれてしまえばそれでハッピーエンド、物語も終わってしまいます。
でなければ、いつまでたっても、「恋の堂々巡り」と「犯人を懲らしめて一件落着」
の繰り返しになります。 ですから、香の心臓を移植された鮮烈なキャラを登場
させ、物語を一気に新たなステージに突入させるしかなかったのかもしれません。

 確かに香の死の事実は悲しいことですし、もしかして別の選択肢も
あったかもしれないですが、今のAHには、あふれんばかりの香とリョウの愛が
感じられます。 こんなに大きな愛情に包まれた物語世界なら、
もはや香の死は、死でないとさえも思えてきます。

 今では、「AHの世界観の中で、香の魂に守られながら生きていく登場人物達の
行く末を暖かく見守っていこう」、そんな気持ちになっています。

       ..............................................


 ということで、これまでのストーリーの簡単な感想を書きますね。

【第1巻~第4巻】
  アシャンが自殺を図ってからリョウに引き取られるまでの物語、なかなか
 ハードな展開で読み応えがありました。 香の死は衝撃的ですが、アシャンの
 登場のさせ方、生い立ち、香やリョウとの出会いの描き方は秀逸ですね。

【第5巻~第6巻】
  アシャンの夢に出てくる 「リョウと香の出会いとCHになった経緯」 は、
 とても興味深かったです。 シティーハンターの設定とは全然違いますが、
 これはこれで非常に面白いと思いました。

【第6巻~第7巻】
  バイオリニスト夢ちゃんのお話は、アシャンが自らの過去と
 真摯に向き合う姿が非常に巧く描かれていて良いエピソードでした。

【第8巻】
  冴子のストーカー話、ストーリー的にはあまり私好みではないのですが、
 冴子と槇村の過去が明らかになった点はとても興味深かったです。

【第9巻】
  アシャンの夏目さんへの初恋物語。 これまでの一番お気に入りエピソード。
 気に入った理由は一応こちらに書いてありますが、その他、アシャンの成長を
 感じさせるストーリーである点もいいですね。

【第10巻】
  香の姉の話。 シティーハンターそのまんまというのは ちょっとやり過ぎかな
 という気もしますが、結構好きな話。ラストのリョウのプロポーズ・シーンは最高。

【第11巻~第12巻】
  白蘭の話、これは大絶賛! 白蘭がアシャンと同様の境遇にあるという設定も
 いいですし、アシャンや信宏の過去を巧みに取り入れている点もいいですね。
 白蘭と早川との心の触れ合いがすごく良く描かれています。

【第12巻~第13巻】
  心臓移植を受けた高畑のお話、感動的な結末ですね。 姉妹の心を通わせる
 手伝いができたことが生きた証だという高畑の台詞、泣かせますね。

       ..............................................

 エンジェル・ハートは、シティーハンターよりも、ハードでシリアスな雰囲気。
少なくともギャグやコメディ中心ではないですから、クールで、シャープで、
スピード感あふれる音楽や、都会的でやや洋楽テイストな曲が似合いそう。 
その一方で、非常に感動的で美しいシーンも多いですし、巻が進むにつれ、
心温まる物語が増えてきています。 特に9巻以降を読んでいると、
「この温かさは完璧に矢野さんの世界だなぁ」と思えてきます。 こんな温かくて
美しくて泣けるお話だったら、本当に矢野さんの音楽がぴったりですよね。

 それにしても北条さんは、読者を泣かせるのが巧いですね。 時にハチャメチャ
だったりもするけれど、話に説得力があるし、ハードな展開になっても、最後には
ふわぁっと温かい結末を用意してくれる。 で、そこにちゃぽんとハマってしまい、
思わず涙してしまうんですよね。 しかも登場人物の心理描写が抜群。絵も抜群。
確かにアニメでこの味を再現するのって難しいというか、ハードル高いですよね。
それでも、シティーハンターがそうだったように、AHの場合も、
アニメの特性を生かした魅力的な作品を作ってくださると信じています。


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2004/11/09

シティーハンターとエンジェル・ハート(1)

 ついにエンジェル・ハートのアニメ化が決定したそうですね。
いろいろ心配もありますが、やはり期待せずにはいられません。

最初は、香のいない寂しさが、いつも翳のように付き纏っていましたが、
第9巻の「アシャン初恋物語」で吹っ切れたというか、AHにいとおしさを
感じるようになり、連載がますます楽しみになってきました。 

いくらパラレル・ワールドだと言われても、やはり、私には、CHとは別物だとは
思えません。 私にとっては、リョウも香も一人しかいないのです。 ですから、
アニメ化の際は、神谷さんや伊倉さんに戻ってきていただきたいと思ってます。

これを機会に、過去のシティーハンターに関する書き込みを
ひとつにまとめてみましたので、よかったら読んでみてくださいね。
下記のリンクをクリックしてくださいね。


【シティーハンターの音楽に関するコメント】 
    サントラ中心の音楽感想と映像の感想

【矢野立美サウンド掲示板で語ったCH、AH】 
    コミックス・アニメ・音楽について、KRIともやすさん、
    宮田ぎゃおすさんと共に語った過去ログを、ひとまとめにしました。

【私にとっての転換点となったAH第9巻】
    エンジェル・ハート第9巻の感想です。

【シティーハンター音楽の試聴サイト】
    曲の冒頭部分しか聴けませんが試聴サイトを見つけてきました。
    なお、既に生産中止となっているサントラも多いですが、
    少し待つつもりでいれば、オークションや中古店などで
    比較的楽に、しかもお手頃価格で入手できると思います。
    それに、レンタル店などでも、どれかひとつくらいは
    置いてあるかもしれないですね。

    ★2005年12月に 『City Hunter Sound Collection』が
     発売されました。 詳細はこちらへ。 (2006年追記)

【エンジェルハート、シティーハンターの記事】
    当ブログで書いたAH、CH関連記事の一覧です。
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